早朝の病室から見た景色です

私が経験した本当に怖いお話です。

この話は2年位前の事なのですが忘れる事の出来ないことなので書きました。 私の住むこの街では国民健康保険特定健康診査という制度があり、40歳~74歳までの国民健康保険加入者であれば指定の病院・医院で健康診断を自己負担800円で受けられるのです。 私も3年前この制度を利用して、指定の内科医院で健康診断を受けました、結果は高血圧と腎臓病という事でその医院で診察を受けることになったのですが、 これがのちに大変なことになるとはこの時は想像もできませんでした。

診察を受けて半年くらいのとき足のふくらはぎがつってしまう痛みの症状「こむら返し」が起きるようになったので腎臓病で通院していた医院で医師に相談したところ痛み止めを処方してくれたので腎臓の薬と一緒に飲んでいました。

それからしばらく通院していましたが、血圧は一向に下がらず腎臓病の方もステージ3から少しずつ悪くなっているようで医師から薬を増やしますといわれ「血液をサラサラにする強い薬を出します、この薬はケガをしたりして出血すると血が止まりにくいので注意するように」といわれていました。

それからしばらく私は医師から言われるがまま薬を飲み続け、通院を続けてましたが良くなりません。

ある日その医師は私に信じられないことを言ったのです。

「いろいろ考え薬を出しているのに良くなりません、薬を毎日きちんと飲んでますか、おかしいですねこの医院から死人を出したくないのです」

これを聞いたとき私は頭にきてしまい、今日限りでもうこの医院には来ません そう言って通院を止めました、薬がまだかなり残っていたので飲み続けましたが実はこの薬の組み合わせがよくなかったのです。

医師として言ってはならないことを言われたとしても医師の薬の処方を半信半疑でも飲み続けてしまったことが失敗でした。

この後、違う医院で訳を話し治療を続けましたが、薬の処方がおかしいといわれその医院で「防衛医科大学校病院」に 紹介状を書いてもらい防衛医大病院で検査を受けることにしました、

その結果最初の医院で処方した薬の組み合わせが良くないという事で 直ちに薬を飲むのを止めましたが手遅れで数日後に私は仕事をしているときに気分が悪くなり自宅へ早めに帰ろうと帰路に向かったのですが 腹部の痛みがひどく途中気分が悪く休み休み何とか家にたどり着きましたが、あいにくと家族は出かけていて留守でした

しばらく寝ていると夕刻になって家族が帰ってきたので訳を話し防衛医大病院に車で行くことにしました。 支度をしていた時に激しい下血をしてしまい倒れてしまい急いで病院に向かいましたが気を失ってしまい 気がついたら病院の緊急処置室でベッドに寝ていました、

時間が夜9時を回っていて手術が出来る医師が帰宅してしまったが今呼び戻していますから、医師が到着しましたらすぐに手術をしますといわれました。 私は気を失っていましたが手術はうまくいったので助かりました、後日担当した医師から病名は「十二指腸潰瘍」との事でしたが 本来手当てが早ければ今の医学ではすぐに良くなるのですが、下血がひどかったのか危なかったそうで手術後にかなりの輸血をしたそうです。

今回の原因は最初の医師の薬の処方がとんでもないミスで腎臓病の薬と痛み止めの薬と血液をサラサラにする薬を同時に飲んでいたことで 消化器官が傷みやすくなりちょっとしたことで十二指腸の壁に穴が開き出血したことで大変なことになったわけです。 今も防衛医大病で処方した薬を飲み通院していますが、血圧はほぼ正常値になり腎臓病の方も症状が安定しているようです。 最初の医院の所在等と薬の名を出すことは控えさせていただきます、医師のミスはあってはならないことですが 一か所の医院だけではなくおかしいと思ったら他の医院に行って見るのもいいと思います。

 

 

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